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世界征服?アマゾンは2018年にターゲットを買収するとアナリストのジーン・マンスター氏が予測

世界征服?アマゾンは2018年にターゲットを買収するとアナリストのジーン・マンスター氏が予測

テイラー・ソパー

ミネアポリスのターゲット本社。(Bigstock Photo)

ホールフーズはアマゾンの実店舗展開への野望の始まりに過ぎないのかもしれない。

ループ・ベンチャーズの共同創業者であり、アップルの成功を予測したことで知られる元パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は現在、アマゾンが2018年にターゲットを買収すると考えている。

マンスター氏は、今年の8つの予測に関する記事の中で、ターゲット社を、同じ顧客層と「包括的な店舗数」を理由に「アマゾンにとって理想的なオフラインパートナー」と呼んだ。

「タイミングを計るのは難しいが、組み合わせの価値を見極めるのは簡単だ」と彼は指摘した。

マンスター氏はブルームバーグラジオに対し、「投資家はこれをアマゾンが世界を制覇するとみなすだろう。それは良いことだ」と語った。

ターゲットの株価は火曜日に3%以上上昇した。1,834店舗を展開する同社の時価総額は360億ドル。

アマゾンは昨年、ホールフーズを137億ドルで買収したが、この買収により、ターゲットを含む実店舗型小売業者の株価が下落し、アルバートソンズなどの食料品店がインスタカートなどの配送会社と提携することになった。

「小売店に関しては、アマゾンがホールフーズ・マーケットの470店舗を買収し、Amazon Go小売コンセプトをテストしていることは、アマゾンが小売業の将来を主にオンラインと一部オフラインの組み合わせと考えている証拠だ」とマンスター氏は書いている。

ターゲット自身も、先月、即日配送の新興企業シップトを5億5000万ドルで買収する意向を発表しており、電子商取引と配送エンジンを強化している。