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アナリストが破産懸念を指摘する中、スプリントの株価は下落を続ける

アナリストが破産懸念を指摘する中、スプリントの株価は下落を続ける

ジョン・クック

米国第3位の携帯電話事業者であるスプリントは、破産申請に向かうのだろうか? 少なくとも1人の株式アナリストは、通信業界のベテランであるダン・ヘッセ氏が率い、クリアワイヤの大口出資者である同社の将来は非常に不透明だと懸念している。スプリントの株価は本日も下落を続け、さらに1%下落し、時価総額は80億ドルとなった。

バーンスタイン・リサーチのアナリスト、クレイグ・モフェット氏は、同社は今後2年間で大きく異なる道を歩むことになると述べた。「最初の段階では、同社は複雑なネットワーク・ビジョンのアップグレードをうまく乗り切り、クリアワイヤの財務状況を安定させ、魅力的な4G製品を提供するだろう」とモフェット氏は記している。「2番目の段階では、アップルとの巨額のテイク・オア・ペイ契約、機能不全に陥った4Gサービス、そして莫大な負債負担が相まって、同社は窮地に陥るだろう」

スプリント・ネクステルの株価は、この報道を受けて月曜日に4.5%下落した。モフェット氏は破産申請を予測しているわけではないものの、可能性としてその可能性を示唆した。ロイターが取材した他のアナリストは、同社は差し迫った債務返済と70億ドル規模のネットワーク改修に伴うコスト増加に直面しているものの、破産リスクは比較的小さいと述べている。

スプリントは過去5年間で時価総額の85%を失った。レドモンドに拠点を置くテラビームとAT&Tワイヤレスの元CEOであるヘッセ氏は、2007年12月からスプリントのCEOを務めている。

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