
マイクロソフトCEOサティア・ナデラ氏、クリケットとチームスポーツから学ぶリーダーシップの教訓について語る
テイラー・ソパー著

あらゆる業界の企業経営者は、チームスポーツから多くのことを学ぶことができます。
これは、火曜日にシアトルで開催された GeekWire サミットのステージに登壇した Microsoft CEO の Satya Nadella 氏からのメッセージです。
GeekWire編集者のトッド・ビショップは、ナデラ氏に新しいクーカブラ・クリケットボールを贈呈し、炉辺談話の幕開けを飾りました。2014年にCEOに就任したナデラ氏は、新著『Hit Refresh』の中でクリケットについて綴り、 リーダーシップをはじめ、様々なことを学んだクリケットへの情熱を綴っています。
この本の中で、ナデラ氏は電話会議中にクリケットボールを持つのが好きだと述べています。
「この本から皆さんに知っていただきたいのは、私がクリケットを愛しているということです。だから今ではクッカバラのボールをたくさん持っています」とナデラ氏は語った。「でも、本当に感謝しています」

最近シアトル・シーホークスの練習を視察し、ヘッドコーチのピート・キャロルと面会した同CEOは、チームスポーツの価値について語り、「チームスポーツは人を魅了し、多くのことを教えてくれる」と述べた。
ナデラ氏は、あるクリケットの試合で、自分が「ひどい投球」をした時の話を語った。あまりにもひどかったため、キャプテンに試合から外されたという。
しかし数分後、キャプテンはナデラにボールを返し、試合に戻るように指示した。この瞬間は、今でも彼の心に焼き付いて離れない。
「なぜ彼はあんなことをしたのか?」とナデラは説明した。「私の自信を全て打ち砕き、チームから追い出すこともできたのに、どういうわけか、彼は私にボールを返してくれた。リーダーがチームを率いて最高のパフォーマンスを発揮させる能力、その感覚。それこそが、私たちがチームスポーツから学べることなのです。」
ナデラ氏はまた、クリケットへの情熱と、このスポーツに対するテクノロジーの影響について、ESPNとの長いインタビューに応じたばかりだ。
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