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ビル・ゲイツ氏、フォーブス誌の米国富豪ランキングで20年連続トップ

ビル・ゲイツ氏、フォーブス誌の米国富豪ランキングで20年連続トップ

トッド・ビショップ

フォーブス誌が発表した米国の富豪400人の最新リストが今朝発表されたが、トップにはおなじみの顔、ビル・ゲイツが名を連ねている。同金融雑誌の計算によると、ゲイツの純資産は2009年の500億ドルから720億ドルに増加している。

彼がこのリストのトップに立つのは20年連続となる。

ゲートトイレトークメキシコのカルロス・スリム氏から世界一の富豪の座を奪還したゲイツ氏は、この節目を迎えてもおそらく祝賀行事は行わないだろう。

「何百万ドルも欲しいという気持ちは分かります。そこにはある種の自由、意味のある自由が伴います」と、2011年、ある学生の質問に答えて彼は言った。「でも、それ以上の金額を手にしたら、結局同じハンバーガーになってしまうんです。ディックスは値上げが足りていない。でも、野心を持つのはいいことです。自分が楽しめることを選べばいいんです」

ゲイツ氏は慈善財団への寄付以外にも、さまざまな企業に資金を投入し、投資を多様化している。

しかし、マイクロソフトの最新の委任状によると、彼は依然として同社の最大の個人株主であり、5%以上の株式を保有している。マイクロソフトの株価は過去1年間で約6.6%上昇し、今朝の取引では33.30ドル前後となっている。

マイクロソフトのCEO、スティーブ・バルマー氏の純資産は、バルマー氏が12カ月以内に退任すると発表したことを受けて同社の株価が上昇したこともあり、180億ドルに増加した。

同誌によると、リストの12位にランクインしたアマゾンCEOのジェフ・ベゾスは、純資産が40億ドル増加し、272億ドルに達した。上位には、オラクルのラリー・エリソン、グーグルのラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンといったテック界の著名人も名を連ねている。