
マイクロソフト、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーに新たな研究開発センターを開設、最大400人を雇用へ
ジョン・クック著
マイクロソフトはカナダでの事業展開を拡大し、本日、バンクーバーのパシフィックセンターに新たなトレーニング&エンジニアリングセンターを開設する計画を発表しました。「マイクロソフト カナダ エクセレンス センター」と名付けられたこの新施設は、2015年末までに開設予定で、最終的には最大400名の従業員を収容できる規模に拡張されます。
「バンクーバーは、魅力的な立地、充実したアメニティ、高い評価、ブリティッシュコロンビア州のトップ 大学への近接性、そして高学歴で多様な労働力と人口 を擁しており、成長の可能性を秘めた活気に 満ちた国際技術開発拠点です」と、マイクロソフト・カナダ社長のジャネット・ケネディ氏は述べています。「今回の投資により、世界クラスのトレーニングとイノベーションの中心地を創出することができ、地域、州、そして国の経済全体にプラスの波及効果をもたらすでしょう。」
Amazon.comは昨年、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーにエンジニアリングセンターを開設し、昨年10月には同社がこの施設を拡張して1,000人ほどの従業員を収容する計画だとの報道が出回った。

マイクロソフトの新施設では、従業員はアプリケーション&サービスグループにおいて、ソフトウェアおよびサービスのエンジニアリング、プログラムおよびソリューションの管理に注力します。同グループは、Microsoft Office、Office 365、SharePoint、Exchange、Yammer、Lync、Skype、Bing、Bingアプリ、MSN、広告プラットフォーム全般にわたる研究開発を担当しています。
マイクロソフトはまた、カナダの大学の学生に機会を提供することを目的とした有給インターンシッププログラム「ファウンドリー・バンクーバー」を設立する予定だ。
「 世界で最も革新的なテクノロジー企業の一つが バンクーバーに進出したことは、カナダの 優秀な人材と投資環境の素晴らしさを改めて示すものです」と 、ブリティッシュコロンビア州担当大臣 兼産業大臣のジェームズ・ムーア氏は声明で述べた。「これはまた、カナダが デジタル経済の世界的な機会を活かす上で有利な立場にある ことの証左でもあります 。」
マイクロソフトは2007年にマイクロソフト・カナダ開発センターを設立し、2年後にはビッグパーク・スタジオを買収しました。現在、この開発チームには約300人の従業員が所属し、Microsoft Xbox向けのサービスに注力しています。