
プレッシャーは感じない、バンジー:アクティビジョンは『Destiny』を10億ドル規模のフランチャイズと見ている
ブレア・ハンリー・フランク著

世界中のゲーマーが、ベルビューに拠点を置くバンジーが手掛ける新作SFシューター「Destiny」を心待ちにしていると言っても過言ではない。そして今、このゲームのパブリッシャーであるアクティビジョンが、その新作に非常に大きな期待を寄せていることは明らかだ。
「当社は、9月9日に予定されている『Destiny』の発売を皮切りに、今年残りの期間に向けて強力な製品パイプラインを用意しています。これは、当社の次の10億ドル規模のフランチャイズとなり、史上最大の新規ビデオゲームIPの発売となる可能性があると考えています」とアクティビジョンのCEO、ボビー・コティック氏は、同社の四半期決算を発表するプレスリリースで述べた。
アクティビジョンは、言葉だけでなく行動で示そうとしている。ロイターの報道によると、コティック氏は先週のミルケン・カンファレンスで聴衆に対し、同社が『Destiny』に5億ドルを投資する計画だと語った。つまり、アクティビジョンが投資を回収するには、バンジーが大成功を収める必要があるということだ。
バンジーはベストセラーゲームの発売に関しては豊富な経験を持っています。
同社はHaloの開発も手掛けており、HaloはMicrosoftにとって大きな利益となり、現在もフランチャイズの支配権を握っています。Activisionは、Bungieの次期作品も同様の結果をもたらすことを期待しているようです。Bungieは消費者から多数の予約注文を受けていると報告しており、彼らの計画は正しいようです。
アクティビジョンは今四半期、売上高7億7,200万ドル、1株当たり利益9セントとアナリスト予想を上回る好調な決算を発表した。本稿執筆時点で、同社の株価は時間外取引で2.5%以上上昇している。