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T-モバイル、噂のスプリント買収に対しメトロPCSとの取引を擁護

T-モバイル、噂のスプリント買収に対しメトロPCSとの取引を擁護

トッド・ビショップ

T-Mobile USAのネヴィル・レイ氏。

T-モバイルUSAの最高技術責任者は、同社とメトロPCSの合併案の技術的根拠を擁護し、T-モバイルはライバルのスプリント・ネクステルよりも小規模な無線通信事業者の周波数帯域と顧客を吸収する上で有利な立場にあると示唆している。

アナリストへのコメントは、スプリントがメトロPCSへの対抗入札を検討しているとの報道を受けてのものだ。この報道を受け、メトロPCSとTモバイルUSAの親会社であるドイツテレコムとの間で入札合戦が勃発する可能性がある。スプリントはまだ入札計画​​を正式に発表していない。

レイ氏はアナリストとのインタビューで、TモバイルとメトロPCSは同じ無線周波数帯域を使用していると指摘した。ベルビューに拠点を置くTモバイルは、顧客をメトロPCSのネットワークから引き離す際に、メトロPCSの周波数帯域を再利用することができる。また、スプリントとネクステルの経営統合が問題を抱えていることは、スプリントとメトロPCSの合併における潜在的な警告サインとなる可能性があると指摘した。

カンザスシティ・スター紙の報道によると、レイ氏は「こういうことにおいては実績が重要だ」と述べた。「彼らの話を聞いてみたい、興味深い話だ」

昨年AT&Tによる買収提案が失敗したT-Mobile USAは先週、MetroPCS買収計画を発表した。