
ブルーナイル、小売業界のベテランをCEOに任命
ジョン・クック著
シアトルのオンラインジュエリー小売業者Blue Nileの新社長兼CEOに、ハーヴェイ・カンター氏が就任した。ムースジョー・マウンテニアリングとバックカントリー・トラベルの元CEOであるカンター氏は、この役職で、過去1年間で35%もの価値を失ったBlue Nileの輝きを取り戻そうと尽力するだろう。
彼は、昨年11月にCEO辞任を発表したダイアン・アーバイン氏の後任となる。
「ハーヴェイは、活気に満ちたリーダーシップスタイルと、消費者にインスピレーションを与えるような方法で製品戦略とマーケティングを連携させる独自の能力をもたらします」と、ブルーナイルの会長マーク・ヴァドンは声明で述べています。「彼のダイナミズムと情熱、そしてオンラインと従来型の小売業での経験は、まさに私たちの成長を促進し、次世代のブルーナイルのお客様にインスピレーションを与えるために必要なものです。」
カンター氏は同社の取締役にも就任し、高額の報酬が支払われる。基本給65万ドルに加え、契約金10万ドルと転居費用が支給される。さらに、ブルーナイルの普通株15万4500株を購入できるストックオプションも付与される。
ムースジョー・マウンテニアリング入社以前、カンター氏はマイケルズ・ストアーズの副社長兼マネージング・ディレクターを務めていました。また、エディー・バウアーとシアーズでも勤務していました。
「会社を次の成長段階に導くにあたり、ブルーナイル社の理念である、最高の品質基準に基づいて作られた高級ジュエリーを、プレッシャーのない情報豊富な環境で、顧客がショッピングプロセスを主導できるように、非常にお得な価格で提供するという理念を忠実に守り、現在そして将来のダイヤモンド婚約指輪と高級ジュエリーの顧客に貢献していきたいと思います」とカンター氏は声明で述べた。
一方、暫定CEOのビジェイ・タルワール氏は、ブルーナイル社のゼネラルマネージャー兼国際部門社長に就任する。