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防衛関連業務の拡大でAdapxは300万ドルを獲得

防衛関連業務の拡大でAdapxは300万ドルを獲得

ジョン・クック

デジタルペン向けソフトウェア「Capturx」を開発し、軍やカーニバル、マイクロソフトなどの企業に採用されているAdapx社は、既存投資家であるOVP Venture Partners、Paladin、Pelion Venturesから300万ドルの追加資金調達を実施しました。今回の資金調達は、同社が昨年5月に完了した500万ドルの資金調達に続くもので、これにより調達総額は2,700万ドルとなりました。

Adapxのマーケティング担当副社長、テッド・ゴールド氏は、同社は防衛および石油・ガス分野の顧客を増やし続けていると述べた。昨年5月時点で、800社以上の顧客が同サービスに加入している。

「(国防総省は)指揮統制システムにおける情報収集と連携を迅速化するため、当社のCapturxソフトウェアをより多くのプログラムに組み込んでいます」とゴールド氏は述べた。「Capturxを使えば、兵士は紙の地図に書き込んだり、携帯端末のデジタル地図を指差したり話したりするだけで、観察結果を迅速に共有できます。」

特に防衛分野では、この技術が急速に浸透しています。情報収集、監視、偵察の各チームが、紙やタッチスクリーンデバイスにスケッチしたり、壁面ディスプレイにスケッチしながら音声入力したりすることで、デジタルマッピングシステムにデータを入力できるからです。

従業員52名を擁する同社は、元マイクロソフトのマネージャー、ケン・シュナイダー氏が率いている。