
ハワード・シュルツ、スタッフ削減のため大統領選挙活動を一時中断
ハワード・シュルツ、スタッフ削減のため大統領選挙活動を一時中断

2017年のスターバックス株主総会でスピーチをするハワード・シュルツ氏。(GeekWire Photo)
モニカ・ニッケルズバーグ著

ハワード・シュルツ氏は大統領選への出馬を一時中断している。これは、コーヒー業界の大物実業家の2020年大統領選への出馬が勢いを失いつつあることを示す最新の兆候だ。
ハフィントンポストが入手した電子メールの中で、シュルツ氏は支持者らに対し、背中の手術から回復するため夏季休暇を取る予定だと語った。
元スターバックスCEOの選挙スタッフも縮小している。5月、GeekWireは、元インスタグラムとFacebookのアナリティクス責任者で、シュルツ氏のチームに採用されてからわずか5ヶ月で去ったマイク・デベリン氏の退社について報じた。ハフィントン・ポストによると、シュルツ氏は水曜日に、選挙スタッフの大半を解雇し、上級管理職のスタッフのみを残すと発表した。
シュルツ氏が中道派の無所属候補として出馬する考えを初めて持ち出したのは1月のことだった。彼は、最近出版された著書『From the Ground Up: A Journey to Reimagine the Promise of America』のプロモーションのため、複数州を巡回しながら自身の構想を語った。しかし、4月にシュルツ氏が背中の痛みを訴え始めたため、選挙運動は頓挫した。
シュルツ氏が再び選挙戦に参戦するかどうかは、ジョー・バイデン前副大統領が指名を獲得するかどうかにかかっていると報じられている。