
マイクロソフト社長が下院反トラスト委員会との非公開インタビューでアップルを批判したと報じられる
マイクロソフト社長が下院反トラスト委員会との非公開インタビューでアップルを批判したと報じられる

マイクロソフト社長ブラッド・スミス氏が9月にシアトルのタウンホールで講演。(GeekWire Photo / Kevin Lisota)
モニカ・ニッケルズバーグ著

マイクロソフト社長ブラッド・スミス氏が非公開のインタビューで、テクノロジー業界における競争に関する下院反トラスト小委員会に助言していたことが、The Information の今週の取材で分かった。
報告によると、議論は主に20年前のマイクロソフト自身の独占禁止法違反の経験に集中したが、スミス氏はこの機会を利用してアップルの現在の慣行についても批判したという。
スミス氏は、AppleがApp Storeにおけるソフトウェア開発者に対する影響力の大きさについて、マイクロソフトが公に表明した懸念を共有した。スミス氏は以前、アプリストアが課す要件(許可されるアプリの種類や利用料など)は、数十年前にマイクロソフトを窮地に追い込んだ行為よりも悪質だと述べていた。
下院反トラスト小委員会は、月曜日に予定されているアップル、アマゾン、グーグル、フェイスブックのCEOとの公聴会の準備として、スミス氏に聞き取り調査を行った。同小委員会は、テクノロジー業界における反競争的行為を調査する複数の政府機関の一つである。