
Unify Squareが820万ドルを調達、Microsoftと提携してLync向けツールを強化
ブレア・ハンリー・フランク著

ベルビューに拠点を置き、Microsoft LyncおよびSkype for Business向けのソフトウェア、サービス、サポートを提供するUnify Squareは本日、シリーズBの投資ラウンドで820万ドルを調達したと発表しました。Unify Squareは、このラウンドの投資家リストの全容を公表していませんが、参加者にはYahoo、IBM、Aribaの元幹部に加え、Unify Square会長のジェフ・ボールドウィン氏とMicrosoftが含まれていると述べています。
これは、Lync監視・分析製品で150社以上の顧客を抱えるUnify Squareにとっての信頼の証です。そのうち45社以上は、Microsoft、Shell、SAPを含むFortune 500企業です。
同社は、新たに調達した資金を、プロフェッショナルサービスの拡充と24時間365日体制のサポート体制の強化に充てる予定です。また、Unify Squareは、LyncおよびSkype for Business向けの運用管理ソフトウェアにおける新たなイノベーションにも資金を提供する予定です。
「今回の資金調達により、当社のチームはより多くのグローバル企業にリーチし、新たなイノベーションをより迅速に市場投入できるようになります。シリコンバレーのベテランエリートの方々からマイクロソフトのビジョンと投資への賛同を得られたことを光栄に思います」と、Unify SquareのCEOであるソヌ・アガーワル氏はプレスリリースで述べています。「世界中のグローバル企業におけるMicrosoft Lync/Skype for Businessのエンタープライズ音声・会議システムの導入促進をリードしていくことを楽しみにしています。」
資金調達のニュースに加え、Unify SquareはMicrosoftとの提携を発表し、今後LyncおよびSkype for Businessの分野でより緊密に連携していくことを目指しています。この提携により、Unify Squareは大手システムインテグレーターやMicrosoftエコシステム内の他のパートナー企業におけるプレゼンスを強化することができます。
「Unify Squareの実績あるソフトウェア、サービス、サポートのポートフォリオは、大企業がLyncを最大限に活用する上で役立ちます」と、マイクロソフトのSkypeビジネスサービス担当コーポレートバイスプレジデント、ジグ・セラフィン氏はプレスリリースで述べています。「Unify Squareの成長とSkype for Businessプラットフォームにおける新たなイノベーションに期待しています。」
Aggarwal 氏が以前 Microsoft で働いており、そこで Lync の前身となるプロジェクトである Live Communications Server と Office Communications Server の製品ロードマップと開発を主導していたことを考えると、Microsoft との協力は驚くには当たらない。