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モバイルマーケティング会社Tuneがモバイルと店舗の顧客データを統合する新しい「People Service」を発表

モバイルマーケティング会社Tuneがモバイルと店舗の顧客データを統合する新しい「People Service」を発表

ナット・レヴィ

Tune CTO ダン・コック氏。 (GeekWire 写真/トッド・ビショップ)

シアトルのモバイルマーケティングの新興企業Tuneは金曜日、モバイル、ウェブ、アプリ、店内の位置情報データを一箇所に集めて個々の顧客の全体像を描き出し、マーケティング担当者が顧客にどのようにアプローチすればよいかをより深く理解できるようにする新しいサービスを開始したと発表した。

TuneのPeople Serviceは、モバイル広告へのインタラクションから得られる、これまで分散していたデータセットと実店舗のトラッキングデータを連携させるように設計されています。同社は現在、プレスリリースで「顧客の認知から購入までのデジタルジャーニーを正確に把握することはほぼ不可能」と述べています。しかし、Tuneは、新サービスによってそれがもはや不可能になったと述べています。

「彼らが顧客にしたいと考えているのは、すべてひとりの人間であり、マーケティング担当者が彼らにどうアプローチするかがわかるよう、すべてのタッチポイントをひとつの理解に結びつけることが重要だ」と、チューンの最高技術責任者ダン・コッホ氏は述べた。

Tune社によると、People Serviceは、例えば企業のアプリをインストールしていて、その時点で店舗にいる顧客に特定のプッシュ通知を送信するなど、データを適切なマーケティングアクションに導くことができるという。Koch氏は、これらすべてがオプトインであるため、例えば、位置情報追跡が有効になっている小売業者のアプリをインストールしているユーザーや、その他の方法で企業とやり取りしたユーザーに焦点を当てることができると強調した。

Tuneはここ数ヶ月、次々と新製品をリリースしています。昨日、マーケターと広告パートナーをデータとインサイトを共有することで連携させ、広告詐欺に対処することを目的とした新プログラム「Fraud Prevention Solution」を発表しました。

Tuneは今月初め、メッセージングプラットフォームSlackと連携したデータ重視のチャットボット「tunebot」を発表しました。Tune Multiverseプラットフォームの顧客はSlackにマーケティングデータを登録することができ、ボットが関連データ、チャート、グラフをSlackチャットに表示します。